2月28日にファン待望のモンスターハンターシリーズ最新作であるモンスターハンターワイルズが発売されました。
発売前から何かと噂になっていましたが、その中でもスペック問題が度々話題に上がっていました。
通常版のPS5ではスペックが足りなくてプレイできないのではないか。
PCではどの程度のグラボであれば動作できるのか。
今回はそんなモンスターハンターワイルズ(以下MHW)をプレイするにあたり、筆者が持っている低スペックのゲーミングノートPCでどれぐらい動作するのかを検証してみました。
モンスターハンターワイルズとは
MHWとはモンスターハンターシリーズの最新作で、PCとXbox、PS5で発売されています。
プレイヤーが【ハンター】となり、フィールドにいる巨大モンスターを狩猟することをテーマにしていて、様々なモンスターと戦いながらその素材を集め、武器や防具を強化していくアクションゲームです。
過去作と比較すると、映像のグラフィックが向上し高性能PCならば本物の映画のようなリアリティのある映像が楽しめます。
また、フィールド移動や戦闘はよりシームレスになり、過去作の反省を活かしてストレスのない動き方ができるのも魅力。
武器を2つ持てたり、乗り物にライド中にアイテムが使用できたり、その他にも沢山の新要素があります。
新アクション追加&新モード

今回もシリーズおなじみの武器14種は健在です。
さらにそれぞれの武器には新アクションが追加され、シリーズをプレイしたことがある方でも新鮮に楽しむことができます。
ちなみにネット上では、ガンランスや大剣、弓が強いと言われています。

今作から【集中モード】が搭載され、FPSゲームのように照準を定めてアクションをおこすことが可能になりました。
これによってスリンガーの狙いをつけやすくなったり、傷付けた部位を集中的に攻めることもできます。
また、集中モード中は大剣の溜めの向きを変えることができるようになっており、これによって大剣の大技【真・溜め斬り】がかなり当てやすくなりました。

さらに集中モード時に傷口や弱点を狙うことで大ダメージを与える派生攻撃もあります。
いかに弱点をついて攻撃するか、立ち回りを考えながら操作をする必要があり、アクション性がかなり強くなっていて楽しくなりました。
この他にもモンスターの攻撃にタイミングを合わせて【相殺】するアクションや、【鍔迫り合い】などの新要素も加わっています。
新モンスター&復活モンスター

今回も新モンスターが多数登場し、ファンを飽きさせない努力が垣間見えます。
ネタバレになるため言及はできませんが、カッコイイです。
また、過去作にいたモンスターの一部が今作に登場するようです。
ババコンガやイャンクックなどはシリーズ初期からいるモンスターなので懐かしく感じる方も多いのではないでしょうか。
私は【モンスターハンターP2G】からプレイしているので、【イャンクック先生】が懐かしいです。
実際に検証してみた
さてここからが本記事の本題です。
はたして私のパソコンでMHWは快適にプレイできるのか。
PS5は持っていないため、プレイ環境はPCのみ。
これで出来ないなら今作は諦めざるを得ません。
筆者のPCスペック

前提として私が使用しているPCのスペックをご紹介します。
HP製のゲーミングノートパソコンを使用しており、
CPUは【Ryzen 5 5600H】
GPUは【NVIDA GeForceRTX 3050 Laptop】
RAMは【16GB】
VRAMは【4GB】です。
なお、計測するにあたりWindowsの更新はあらかじめ行い、PCを再起動してSteam以外何も開いていない状態にしています。
ディスプレイ設定



ディスプレイ設定はこのようにしています。
これは、グラフィックプリセットで【最低】にしてあり、個別の設定もデフォルトの状態です。
グラフィック設定が最低の状態でもすでにVRAMの容量を超えており、嫌な予感がします。
またグラフィックプリセットは他に、【低】、【中】、【高】、【ウルトラ】がありご自分のPCスペックに応じて設定が可能です。
さらに【カスタム】設定もあり、こちらは個々のグラフィック項目を細かく設定した場合に有効になります。
ベンチマークテスト

まず1回目のベンチマークテスト。
平均36FPSという結果になりました。
テスト中には様々な映像が流れているのですが、かなりモッサリした感じでした。
カクカクまではいかないまでも滑らかではない、そんな印象です。
まぁプレイできなくはないと思います。

続けて2回目のベンチマークテストを行いました。
何故か平均FPSが上がり41FPSという結果に。
1回目より5FPSしか上がっていませんが映像が少し滑らかになった気がします。
1回目の結果が【問題なくプレイできます】だったのに対して今回は【快適にプレイできます】と明言されているので、ボーダーはおそらく40FPSなのだと思います。

こちらが3回目のベンチマークテストの結果です。
さらに平均FPSが上昇し、45FPSになりました。
印象はさきほどとあまり変わりませんが、まぁ全然できそうだなと感じました。
何故かやるごとにFPSが上がる理由は、おそらくPC立ち上げ直後の1回目はバックグラウンドで何かしらの処理が同時進行でされていたのだと推測しています。
ちなみに4回目のベンチマークテストもやりましたが結果は変わらずで、私のPCでは45FPS前後が頭打ちなのだと思います。
グラフィック設定が【最低】の状態でこの結果なので、これ以上の設定にすると30FPSを下回るのは火を見るより明らか。
そのため、ベンチマークテストでは【最低】でのみ計測を行いました。
まとめ
モンスターハンターワイルズは低スペックPCでも快適にプレイできるのか、を検証しました。
結果としては快適までとはいかなくても問題なくプレイできるレベルだと感じています。
私のようなPS5は持っていなくて、一昔前前の低スペックPCしか持っていない方の参考になればうれしいです。
どうやら売り上げは過去作に比べるとイマイチなようですが、私はいまのところ楽しめています。
みなさまもぜひプレイしてみてください。
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